「簿記検定の勉強方法を知りたい」「どうしたら短期合格出来る?」
「限られた時間で簿記3級、2級を取得する勉強方法を知りたい!」
このような疑問をお持ちの方は、多いのではないでしょうか。
簿記検定の合格を目指す人の中には短期合格を狙って勉強している方もいるでしょう。
こちらの記事では、日商簿記3級、2級のを最速で合格する勉強法を解説していきます!
簿記検定の最短合格に向けて意識すべきポイントを押さえて効率よく勉強ができるようになるはずです!
監修:吉岡のん
- 税理士試験に3年半で官報合格。
- 税理士受験生の応援団長として、実践しやすい勉強法を発信している。
- Youtubeチャンネル「のんびり税務」 (2018年〜2021)
- 著書「税理士試験 この勉強法がすごい」 (2020年 中央経済社)
私自身も、短期合格にこだわり簿記検定や税理士試験の勉強をしてきたタイプなので「短期合格を目指したい」という気持ちはよく分かります。
特に、時代の流れが加速化していく中で、出来るだけ早く試験に突破しその後の人生を考えていきたいと考える方も多い気がします。今回は、日商簿記検定を1ヶ月で攻略する方法についてお話します。
日商簿記3級
まず日商簿記3級についてです!
1ヶ月で合格を狙いにいく場合、時間の使い方に気を付けて勉強することで合格が見えてきます。
3級は勉強方法以上にマインドが大事です。
3級だからといって甘く見ず、学ぶ気持ちを持って取り組んでいくことが合格に繋がります。
日商簿記3級に2週間で満点合格した勉強法は下記の記事で詳しく解説しています。
日商簿記2級
日商簿記2級は私の周りでも1ヶ月で満点合格した方も居ます。
しかし近年難化傾向にある為、受験にあたっては、もう少し余裕を持って学習期間を確保することをお勧めします。
その一方で、限られた学習期間でどうしてもチャレンジしたい!と考える方に向け「今から1ヶ月しか勉強期間がとれない」という厳しい前提のもと、1ヶ月で合格を目指す学習プランを考えてみました。
日商簿記2級は範囲も難易度も決して簡単ではないので、1ヶ月で合格を目指すなら、勉強計画を立てるのはもちろん、プラスでかなり凝縮した勉強をする必要があります。
まずインプット期間で大事なのは、あまり完璧主義にならないこと。
分からないことがあっても、そこで止まっている余裕はないので、周りに聞ける環境があれば聞いたり、自分で調べたりして解決しましょう。出来たらインプットは3回転ほどするのがおすすめです。
また簿記の勉強ではアウトプットが非常に重要なので、ある程度インプットが出来ている自信があれば2週間待たずにアウトプットに移行してしまっても大丈夫です。
このスケジュールで大切なのは、どんなに時間をかけてもインプットには2週間しかかけてはいけないということです。(※1ヶ月が学習期間の場合。2ヶ月なら前半1ヶ月がインプットです)
アウトプット期間は、演習していく中でどんどん解法を身に付けてましょう!
ガリガリ演習をやっていく中で、「簿記を解く感覚」を付けていって下さい。
また簿記2級合格の可能性を上げるために苦手分野はなくしておきたいです。
私も受験生のとき、捨てようか悩んだ苦手論点が出てしまったことがありました。
苦手論点でも「得意論点にする」まではいかずとも最低限の人並みに得点できるようにしましょう!
そして勉強時間ですが、1ヶ月で150時間~の学習を想定しています。
学生の方なら毎日5時間、社会人の方なら平日2,3時間、休日にガッツリ勉強する感じです。
日商簿記は国家試験ではありませんが、短期間で合格を目指すとなると①それなりの勉強量②効率的な学習が必要です。
この勉強を何年間もやり続けるのは、さすがにきついですが、1ヶ月だけなので「今だけ」と思って頑張ってみるのもアリかもしれません。
長時間勉強する方法は過去の動画で挙げているので、こちらもご覧ください。
試験直前は「本当に合格できるか」誰もが不安になるものです。
試験直前は、絶対に合格できるという気持ちを維持して淡々と勉強を進めていきましょう。
やるべきことや勉強計画を紙に書いておき、やり終わったら線などで引くのも良い方法です。
やるべきこととやり終わったことが視覚化できるので、やるべきことの整理ができ、線を引くことで達成感が得られるのでモチベーションも維持しやすいです。
日商簿記攻略法まとめ
今回は簿記検定を1ヶ月で合格する方法と直前期の過ごし方をお話しました。
簿記検定の短期合格は可能ですが、短期間で凝縮した時間を過ごす必要があります。
短い期間なので覚悟を決めてやリましょう!!
YouTubeチャンネル「のんびり税務」では、動画でお話ししています。
こちらも是非ご覧ください!