毎日10時間勉強するためのテクニック

最短で資格試験の合格を目指す場合、効率の良い勉強法はもちろん大事ですが、勉強時間を確保することも重要です。
学生や受験専念など比較的時間がある方でも「もっと勉強したいけど、そんなに勉強できない」と思う方も居るでしょう。
今回は長時間勉強するための方法がテーマです。

この記事を書いた人

 吉岡のん

  • 税理士試験に3年半で官報合格。
  • 税理士受験生の応援団長として、実践しやすい勉強法を発信している。
  • Youtubeチャンネル「のんびり税務」 (2018年〜2021年)
  • 著書「税理士試験 この勉強法がすごい」 (2020年 中央経済社)

受験を短期で突破するためには圧倒的な勉強量というのは必要不可欠です。
特に簿記とか税理士試験っていうのは、頭の善し悪しは全く関係なくて「どれだけ勉強したか」これが結果に大きく左右する試験です。
私も圧倒的に勉強に時間をあてることで、日商簿記検定や税理士試験を短期合格することが出来ました。
今回は合格に導いてくれる「10時間勉強法」についてお話します。

目次

長時間の勉強を可能にするマインド

税理士受験時代、学生や受験専念の時は1日10時間、社会人時代は1日5時間勉強してきました。
大学や仕事と両立しながら時間捻出するというのは大変でした。しかし継続的に続けられたのはある心理的なポイントがあります。
それは「これだけ勉強しないとやばい」という危機感や覚悟を持ち精神的に余裕のない状態を作るということです。

私は受験生のとき、人生を変えるという覚悟をもって受験に望んでいました。
また、今年落ちたら、来年同じ科目をやらないといけないことがめちゃくちゃ嫌で恐怖に感じていました。

短期合格者に共通しているのは「絶対受からないとやばい」という強い覚悟を持っていたということです。
長時間の勉強を継続的に行うためには、自分が潰れないくらいの精神的な負荷は掛ける必要があります。

そして、毎日長時間の勉強をしていても、集中力が切れた状態で勉強しているは効率が悪いし、時間がもったいないです。
長時間、集中力が切れないで勉強することができるポイントを、3つお話します。

場所を変えながら勉強し続ける

これは人によるかもしれませんが、私はずっと同じ場所で勉強していると、だれてくる性格です。
ダラダラ勉強するのはもったいないので、場所を変えながら勉強するようにしていました。

具体的に私の受験専念時のある日のスケジュールは下記の通りです。たくさん場所を変えて勉強しています(笑)

7時起床ですぐに家を出て10時までカフェ勉予備校の自習室で18時まで勉強→カフェで21時まで勉強→その後夕飯を食べて22時帰宅→23時まで自宅で勉強→気分転換にお風呂で勉強→就寝前に軽く寝室で勉強


この間の電車や徒歩の移動時間も勉強していました。
勉強時間は長いですが、場所を変え勉強することで、ダレることなく勉強し続けることができました。

内容を変えながら勉強しつづける

ずっと同じ科目の勉強をしていると飽きます。
なので、気分転換に違う科目をやったり、同じ科目でも計算や理論をやったりといろいろなことをしていました。

私は理論の暗記は音読をたくさんしていました。音読は集中力があまり関係ないと思っていて、疲れていてもできます。
なので理論の暗記はヘロヘロになっている夜にやるようにしていました。
昼間の集中力の高い時間に計算の問題や答練のとき直しをやり、疲れがある夜は理論をやっていました。
夜寝る前など記憶定着が良いので、理論は夜やることがおすすめです。

税理士試験の理論暗記の方法は下記の記事で詳しく解説しています。

休憩時間は身体を動かす

授業の休憩時間や勉強の休み時間は軽くストレッチや歩いたりして身体を動かすことを意識しました。
ずっと座りの同じ体勢というのは、身体にも悪いし、疲れやすくなります。
私が受験生時代によくやっていたストレッチを1つご紹介します。
これは整体師さんから昔教えてもらったのですが、後ろに壁がある状態で肩を後ろにして状態で10秒くらい維持します。


ずっと座って勉強をしていると、前傾姿勢になりがちです。
気分もリフレッシュできますし、スペースも取らずに出来るのでぜひやってみてください。

長時間勉強する方法まとめ

長時間の勉強は絶対に合格する強い覚悟が必要です。最短合格に余裕は禁物!
潰れない程度の適度なストレスを与えながら勉強していきましょう。
飽きないように場所を変える&内容を変える。そして適宜身体を動かしながら勉強しましょう!

YouTubeチャンネル「のんびり税務」では、動画でお話ししています。
こちらも是非ご覧ください!

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